home > portfolio > window of Salk
ソーク・キャビネット "window of Salk" cabinet
- 60w x 32 d x 142 h cm
- アッシュ・バール、ミルトゥル・バール、ハードメープル、ソフトメープル、ブラックウォールナット ash burl, laurel burl, ebony, blackwalnut, soft maple
- オイルフィニッシュ oil finish
私のすきな建築家のルイス・カーンの傑作のひとつに「ソーク研究所」があります。
海に向かって開かれた各研究室の窓とコンクリートの大きな壁面の見事な調和を見た時,何故か非対称系のキャビネットを作りたくなりました。
ボヘミヤで伐採されたアッシュ(とねりこ)の瘤(バールと呼ばれます。)の美しい端材をいただいたとき,キャビネットの具体化にとりかかりました。
アッシュ・バールを薄板に挽き、わずかにカーブさせた心材に真空プレスして曲面の扉をつくりました。
内部の引出しの前板には,月桂樹の仲間のミルトゥルの、やはり瘤(バール)を使いました。
裏板には模様の美しいカーリーメープルの自製ベニアをはめ込んであります。
home > portfolio > window of Salk